古い友人
古い友人、とか言ってみるけれど、
まだ20代そこらの若いのが何言ってんだ
と言われそうな。
でもやっぱり、古い友人というのは良いものだナ。
3年ぶりに中学からの友人と会った。
人付き合いが苦手で、学生時代の会ってご飯でも食べたい友人なんてほんとに数えるくらいしかいない。
しかも学生時の自分が目を瞑りたいくらいダークだったことを知っているから、余計に会いづらい。
そんな私の、中学からの友人。
アメリカにいた時もスカイプとかで連絡は取り合っていたけれど、やっぱり実際会うってすごく貴重で楽しい。
彼女には私がクリスチャンだということを話していたので、教会が終わってから来たんだと話しても「そーだと思ってたんだよね!」と素直でいてくれる。
クリスチャンであることを包み隠さず、ありのままに話せたことが本当に嬉しかった。
初めてのことだった。
そして確信した。
彼女も、彼女の家族も、主に愛されている。
何よりも、私を祝福としてくれている。
彼女は前日、いとこの結婚式に行ってきたらしい。
それはキリスト教式だったらしく、牧師が取り仕切り、説教をするというものだった。
彼女は嬉しそうに、「メッセージにとても感動して、七海ちゃんに伝えたかった。愛はどうのこうの、とか言ってたよ」と教えてくれた。
第1コリント13章4-8節を読むと、「そうそれ!」と嬉しそうに言った。
他にも驚いたのが、彼女の妹が今、アメリカに留学してChristianityについて学んでいるということだった。
専攻は他にあるが、教会に毎週行って聖書を学んでいるという。
主は本当に良い方だ。
私が主を主とする前から、友人をも用意してくださった。
祈り、語れ。
そう言っている。
夕食のとき、今まで出来なかった、クリスチャンではない人との食事の祈り。
短かったけど出来た。
彼女は少し驚いていたけれど、「ありがとう」と言ってくれた。
やっと、半歩くらい、踏み出せた気がする。
私の古い友人と、その家族に、主の祝福と救いがありますように。
アーメン。